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since:20.Sep.2008. 雑食趣味のA型オンナが書きなぐる、A型の片鱗も見せないBLOG
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2013 / 01 / 06 Sun. 00:21 ●○●
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『残り 全部バケーション』伊坂幸太郎 著


人生の<小さな奇跡>の物語
夫の浮気が原因で離婚する夫婦と、その一人娘。
ひょんなことから、「家族解散前の思い出」として〈岡田〉と名乗る男とドライブすることに…


人生、まだ、続いていくから。
裏稼業コンビ「溝口」と「岡田」をめぐる全五章。

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続き...
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2011 / 08 / 14 Sun. 00:00 ●○●
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新世代のとびらを開く、恋愛ファンタジーの大傑作。

「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。

私はなるべく彼女の目にとまるよう心がけてきた。吉田神社で、出町柳駅で、百万遍交差点で、銀閣寺で、哲学の道で、「偶然の」出逢いは頻発した。我ながらあからさまに怪しいのである。そんなにあらゆる街角に、俺が立っているはずがない。「ま、たまたま通りかかったもんだから」という台詞を喉から血が出るほど繰り返す私に、彼女は天真爛漫な笑みをもって応え続けた。「あ!先輩、奇遇ですねえ!」

続。
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2011 / 06 / 30 Thu. 11:40 ●○●

19c86dce.jpgミルクウィード -天使の羽のように-

花の綿毛のように、天使のように、この閉じこめられた世界から飛び出していけたら…小さな穴でつながれた外の世界―ゲットーの少年の美しくも過酷な物語。
内容(「MARC」データベースより)
ナチス時代のワルシャワの街に突然現れた少年と、ストリートチルドレンたち。ゲットーの壁で隔てられた二つの世界の過酷な事実が、少年のピュアな瞳に映し出される。
 

ワルシャワやゲットー、ナチスも出てくるし・・・戦争の話しのはずなのに、主人公の男の子の目線で見ると全然理解できなくて。ジャックブーツは格好良いって思うし、ユダヤの意味もわからず何で差別されるのか理解できないから不思議でしょうがないし、人から見れば大変な生活も楽しんでるし。
ある意味、行間を読むと怖い場面もあるけれど怖い描写はなく、これを読んだのは小学校4年生のころだったかな。

ラストが、すごく好きです。ヤーニナ。
僕の妹、ヤーニナ。それから、僕の...ヤーニナ。

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2011 / 06 / 18 Sat. 18:04 ●○●
411BYQ5N4CL__SL500_AA300_.jpgある日、ふらりと僕の部屋にあらわれた、僕の人差し指サイズの気まぐれな小さな王様。どうやら王様の世界では子ども時代が人生の終わりにあるらしい。僕らのところとは違って…。

おまえたちは、はじめにすべての可能性を与えられているのに、毎日、それが少しずつ奪われて縮んでいくのだ。それに、幼いうちは、おまえたちは、知っていることが少ないかわりに、想像の世界がやたら大きいだろう。どうしてランプに明かりがつくのか、テレビの画面に映像がうつるのか、理屈がわからないから、想像しなくてはならなかった。


絵本が好きな私。
本屋で目に入って買ってしまったよ。
こういうの、好き。
「赤ちゃんのときは、可能性の選択肢が無限にある」
って、確かになぁ…と。

大人も読んで欲しい。
というか、大人のほうが読んで欲しいね。
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2011 / 06 / 17 Fri. 22:37 ●○●
51crcdxi6pL__SS400_.jpg寒い夜、日本橋の欄干にもたれかかる男に声をかけた巡査が見たのは、胸に刺さったナイフだった。大都会の真ん中で発生した事件の真相に、加賀恭一郎が挑む。

東野圭吾の「麒麟の翼」読了ーー!!
加賀さんシリーズ!好きです。ふん。
火曜日に学校の図書室で偶然見かけて、勢いで借りてしまった。
忙しいのに読めるかな・・・と思っていたけど好きな人の作品はやっぱりサクサク進んでいくものだねー
面白かったーーー

それにしても・・・
大学の友達が、東野圭吾さんの作品を全部揃えてるっていうから、羨ましすぎる。
今度借りようかなあ。
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2011 / 01 / 25 Tue. 00:00 ●○●
d2123578.jpeg親友の恋人を手に入れるために、俺はいったい何をしたのだろうか。「本当の過去」を取り戻すため、「記憶」と「真実」のはざまを辿る敦賀崇史。錯綜する世界の向こうに潜む闇、一つの疑問が、さらなる謎を生む。精緻な伏線、意表をつく展開、ついに解き明かされる驚愕の真実とは!?傑作長編ミステリー。

東野圭吾さん作品で初めてモヤモヤした作品だ。やだぁ~・・・。笑
ていうか、装丁だけ見たら、東野圭吾さん作品のなかでもPOPな感じかと思ったら、全然だったー!
年末に買ったんだけど、出だしはすごーーーく好きな感じだったのに、なぜか、なぜかどんどん話が私の中で進まなくなって・・・結局1月の末までのらりくらりと頑張って読み終わったわ。なんじゃろなー・・・東野さんは短編が好きかな。
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2010 / 10 / 23 Sat. 21:42 ●○●

41ENGKREFFL__SL160_.jpg精神病の母親を持つ娘が書いた迫真の小説。娘の紗智子が8歳の時に母親が発病し、入院・退院・長い無気力な生活、その20年にわたる歩みがリアルに書かれています。紗智子は悩み、母親を憎むこともありましたが、葛藤を超え、「支えていこう」と覚悟をきめ、愛情こめてリハビリにとりくみます。すると母親は予想以上に回復していき、今では見違えるようになりました。再生への日々を描く希望の物語。「心の病」について悩み・考えるすべての人に贈る、かけがえのない1冊です。

ママがママでなくなっていく…。統合失調症となったママ・佳子と家族の20年。ママがママに戻ってくるまでの日々を娘が書いた、再生への希望の物語。体験をもとに書かれたフィクション。
 


大学で先生におすすめを聞いたら貸してくれた本。
エッセー的なものかと思ったら、小説的な語り口で読みやすかった。
ものの3時間。
読むのが早い人はさらっと読めますが外で読むことはお勧めしません。
泣けちゃうので。

でも、精神病患者を少しだけ、理解できたと思います。
「なんであんなことするんだろ」
って思ってたのが、少しだけ解決した感じがする。
これから実習や職場でいろんな人に会うと思います。
その心構えとして読んでおいて良かったと思います。

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2010 / 10 / 23 Sat. 11:53 ●○●
e02d3b37.jpeg第8回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。選考委員が大絶賛した話題の感動作!
行間から立ち上るドビュッシー「月の光」や、ショパン「エチュード 10-1」の美しい旋律。ピアニストを目指す少女、殺人、そして驚愕のラスト!

ピアニストを目指す遥、16歳。両親や祖父、帰国子女の従姉妹などに囲まれた幸福な彼女人生は、ある日突然終わりを迎える。祖父と従姉妹とともに火事に巻き込まれ、ただ一人生き残ったものの、全身火傷の大怪我を負ってしまったのだ。それでも彼女は逆境に負けずピアニストになることを固く誓い、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生する――。



うーん…あまり語り口が好きじゃないみたい。装丁も綺麗だし、何度か書店で目があった(笑)から買ったけどw
私もピアノやってるけど、こんなにがんばったことないし、がんばらなくちゃいけないこともなかったし、いまいち共感できず。たしかにミステリーはすごいけど、なるほどなーって思ったけど、ううう~~ん・・・。
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2010 / 08 / 27 Fri. 00:00 ●○●

41T3FCGTJTL__SL160_.jpgバレエ団の事務員が自宅マンションのバルコニーから転落、死亡した。事件は自殺で処理の方向に向かっている。だが、同じマンションに住む元プリマ・バレリーナのもとに一人の刑事がやってきた。彼女には殺人動機はなく、疑わしい点はなにもないはずだ。ところが…。人間の悲哀を描く新しい形のミステリー。

友達との待ち合わせに、携帯をいじっていると電池がなくなるのでー・・・と手に取った作品。東野圭吾さんだとは知らず、冒頭をパラ読みして即買い。さくさく読めるー!と思って、待ち合わせ時間と帰宅までに読んでしまった!
・・・全部ぜーんぶ、殺人のお話。笑
でも、東野さんが書くと気持ち悪ーい後味があんまりない感じ。
短編集なので、長い考察が苦手な人、結果が早く知りたい人におすすめ。
こういうの結構好き!加賀さんの顔がイマイチ想像つかないが・・・。

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2010 / 08 / 10 Tue. 21:54 ●○●

b72477ab.jpegALS的日常を生きる。


大学の先生が一番最初にお勧めしてくれた本。
筋萎縮性側索硬化症:ALS
これは誰が読んでおいても損は無いです。
専門的知識が無い人(患者の家族)が書かれた本なので、難しいことは書いていません。
かといって、随筆的になることはなく、とても読みやすいです。
これは「闘病記」でも単なる「介護記録」でもなく、ALSという難病を生きる母を見つめ、その母を介護する自分を見つめるお話。
「ALSという特殊な病気のお話」でもありません。
人間なら誰でも病気にかかるという点で、誰にでも通じるテーマだと思います。

私は通学の電車で読んでいましたが、お勧めしません。泣けます。
自分が生きることへの葛藤、そして母を見つめる穏やかな心が娘さんの観察の中から伝わってきます。
1冊、手元においておきたいです。

生と死の在りかたを考えさせられる本でした。

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"MINORI" write all artucles.
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