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ミルクウィード -天使の羽のように-
花の綿毛のように、天使のように、この閉じこめられた世界から飛び出していけたら…小さな穴でつながれた外の世界―ゲットーの少年の美しくも過酷な物語。
内容(「MARC」データベースより)
ナチス時代のワルシャワの街に突然現れた少年と、ストリートチルドレンたち。ゲットーの壁で隔てられた二つの世界の過酷な事実が、少年のピュアな瞳に映し出される。
ワルシャワやゲットー、ナチスも出てくるし・・・戦争の話しのはずなのに、主人公の男の子の目線で見ると全然理解できなくて。ジャックブーツは格好良いって思うし、ユダヤの意味もわからず何で差別されるのか理解できないから不思議でしょうがないし、人から見れば大変な生活も楽しんでるし。
ある意味、行間を読むと怖い場面もあるけれど怖い描写はなく、これを読んだのは小学校4年生のころだったかな。
ラストが、すごく好きです。ヤーニナ。
僕の妹、ヤーニナ。それから、僕の...ヤーニナ。
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