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公開年:1972
制作:イタリア
上映時間:101分
監督:Mauro Bolognini
主演:Ottavia Piccolo
シャルル・ルイ・フィリップの原作小説『ビュビュ・ド・モンパルナス』(Bubu de Montparnasse)の映画化。
20世紀初頭のイタリアのミラノを舞台にした、女性の薄幸の人生と愛の哀しさを描く恋物語。
主人公ベルタが可愛い^^
あらすじ;
ミラノの純真な洗濯女ベルタ。彼女は顔の良いパン職人のブブに恋する。
ブブの男らしさにとらわれ、老いた父の反対を押し切って誘われるままブブの元へ行くベルタ。しかし同棲が始まってしばらくするとブブは働くのが嫌でパン職人を辞めてしまった。
その代わりブブはベルタに娼婦となるよう強要するようになる。
最初は拒んでいたベルタだが、やがてブブを失いたくない一心から言うがまま娼婦となる。
ベルタの辛い生活の中で、日々の稼ぎをブブの元に持ち帰り、その笑顔を見ることだけがベルタの喜びとなっていた。
そんなある日、ベルタはピッコロという田舎から出てきたばかりの青年と知り合う。ピッコロの優しさと誠実さにベルタは淡い恋心を抱き、ピッコロもまたベルタへ好意を募らせるようになる。
だが、ベルタは娼婦としての生活の中で梅毒(性病)を患い、またブブの激しい束縛のために二人での生活を考えることができなくなっていた。やがてベルタは病が悪化し、収容施設に入院する。
一方、収入源がなくなったブブは窃盗を行うようになり、ついに警官に追われて足を撃たれ、窃盗もできないようになっていた。
その顛末を聞いたベルタは、ブブが自分を連れ出しにくることを恐れ、同じく娼婦となっていた姉の元に駆け込む。しかし、姉はすでにベルタと同じ病の末期症状を示しており、さらに姉のヒモのガストンはベルタへも売春を強要した。
ベルタは絶望し、街を放浪するが最後に行き着いたのはピッコロの元だった。ピッコロはベルタを受け入れ、二人は病を克服して希望に満ちた未来を夢見る。
…その二人の元へマフィアの上役を連れたブブが迫っていた。
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