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since:20.Sep.2008. 雑食趣味のA型オンナが書きなぐる、A型の片鱗も見せないBLOG
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2013 / 08 / 25 Sun. 20:34 ●○●

原題:TRE PASSI NEL DELIRIO(伊:精神錯乱のスリーステップ)
   HISTOIRES EXTRAORDINAIRES(仏:異常な物語)
公開年:1967年
制作:フランス/イタリア
上映時間:121分

監督:Roger Vadim, Louis Malle, Federico Fellini
主演:Jane Fonda, Peter Fonda, Alain Delon, Terence Stamp


エドガー・アラン・ポーの怪奇幻想小説を、仏・伊を代表する3大監督が競作したオムニバス作品。

結構楽しめた!昔の作品!!
第2話がお気に入りwアラン・ドロンかっけー…←


第1話「黒馬の哭く館」(Metzengerstein) 監督:R・ヴァディム
ジェーン・フォンダとピーター・フォンダ主演(二人は姉弟)で、黒馬に乗り移った男の魂によって死へと誘われる令嬢の姿を妖しく描く。

第2話「影を殺した男」(William Wilson) 監督:L・マル
同姓同名の男の存在に脅かされるウィリアム・ウィルソンの末路を追ってドッペルゲンガーの恐怖に迫る一編で、暗い画面とアラン・ドロンの神経質的な演技がじわじわとスリルを生む。

第3話「悪魔の首飾り」(Never Bet the Devil Your Head) 監督:F・フェリーニ
飲酒によって人生を転落しつつある俳優の前に現れる少女の幻影。あまりにも綺麗な少女の姿がかえって不気味な感じを出し、舞台を現代に置き換えた事もあってか“ミスマッチが作り出す恐怖”の醸造に長けている作品。



あらすじ;


第1話 「黒馬の哭く館」
伯爵家の令嬢フレデリックは22歳にして莫大な遺産を手に入れた。そのため我儘な振る舞いで周囲をいいなりにしていた。ある日森の中で知り合った男爵家のウィルヘルムにフレデリックは惹かれ、誘惑したものの、日頃の彼女の振る舞いに軽蔑の感情を持っていた彼に拒絶されてしまう。
拒絶された怒りから、フレデリックは復讐のためにウィルヘルムの馬小屋に放火をしてしまう。その時ウィルヘルムは愛馬を助けようと焼死してしまう…それ以後、フレデリックの周囲では城に現れた黒馬にまつわる不可思議な事件が起こりはじめる。
そしてフレデリックはウィルヘルムが亡くなった時にやってきた真っ黒な愛馬を愛しながら日々を過ごすが、結局黒い馬とともに火に誘われるように死んでいくのであった…

第2話 「影を殺した男」
ある男がミサ直前に教会に駆け込み、懺悔をしたいと言うのだ。人を殺してしまったと。そして彼は懺悔するにあたって昔のことを話しだした。
寄宿学校に通う狡猾なサディストのウィリアム・ウィルソン少年の前に彼と正反対な性格をした同姓同名で見た目まで瓜二つの少年が現れる。寄宿学校でも、医学校でも、彼は急に現れては事ある事にウィルソンの悪事を妨害した。
軍隊に入り士官となったウィルソンは賭博場であった美しい女性のジュセピーナとカードの勝負をする。ウィルソンはイカサマで勝利し、払えない掛金をジュセピーナに次の賭けで負けたら「私のものになれば、帳消しにしてやる」と提案。ジュセピーナも提案を受け入れ、またもやイカサマで勝利するウィルソン。彼女の裸の上半身を鞭で打っていると、そこにうりふたつのウィルソンがまた現れ、インチキを暴いてしまう。軍隊を辞め、街から出て行けと上官にいわれたウィルソンは怒り狂い、もう一人のウィルソンを滅多刺しにして殺害してしまう。
「ウィルソンなぜお前は俺を殺した? 私が死ねばお前も死ぬ」と言い残し、腹に刺さったナイフを握り締め死んでゆく。
このことを神父に洗いざらい話したものの、信じてもらえず、怖くなったウィルソンは教会の塔から投身自殺を図るのだった。そして、神父が駆け寄ったときには、腹部に刺さったナイフを握り締め死んでいるウィルソンが横たわっていた。

第3話 「悪魔の首飾り」
トミー・ダミットは、かつて華やかな世界で名声と賞讃を欲しいままにしてきた売れっ子の俳優だった。しかし、現在はアルコール中毒によって落ち目の時期だった。そんな彼にイタリアから新車のフェラーリを報酬にある神父から映画出演の話が来る。そして彼は飲酒した末の幻覚か妄想の中で大きなボールを持った少女と遭遇したことが心に引っかかっていた。
インタビューで「神を信じますか?」と聞かれ「信じない。だが、悪魔は信じる」「悪魔は…可愛くて陽気だ。そうだな、少女のように」と言いながら大きなボールを持った少女を思い出すのだった。
そして、前夜祭もお酒を飲み、授賞式さえもおぼつかず、偉大な他の俳優や芸術家と一緒の舞台に上がったは良いが散々意味不明な言動で混乱させ、挙句走り去るダミット。気づけば目の前には報酬のフェラーリ。鍵を受け取り乗り込んだ後は、なにかに取りつかれたかのようにフェラーリを走らせるダミットだったが、走っていると道がわからなくなってしまい縦横無尽に走ってみるが袋小路、違う道を行っても突き当たり…今度は道を変えハイウェイに乗りまた無我夢中では知っていると…突然通行止めの文字。ブレーキを踏んだときには工事現場に突っ込んでいた。音を聞いた近くの住人が「橋は通れないよ。風車の小屋を曲がるんだ」と教えてくれた。道路の先をよく見ると、橋はすっぱりと落ちていた。もうすこしで渡れない橋(落ちている橋)に突っ込むところだったのだ。向こう側には、大きなボールを持った少女がニヤリと笑いながらこちらを見ていた。恐ろしくなってユーターンしたもの…彼は何かにとりつかれたように笑いながら、猛スピードでまた橋に向かって車を走らせていった。
そこには血のついたワイヤーが一本ピンと張ってあった。そして、彼の落ちた生首。大きな白いボールを持った少女がまるでボールの代わりのように彼の生首を拾うのだった。
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